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みだれうち4 サッカー部合宿編 後半(サイクロン)

みだれうち4 サッカー部合宿編 後半 学園もの
学園ものらしい部活と合宿の空気の中で、従順な北村香織が立場を受け入れながらじわじわ追い込まれていく一作です。女子マネとして呼ばれた先で、毎夜の奉仕と“本番なし”のルールに従うしかない流れがたまらず、読後は「その線引き、むしろ危ないやつじゃん」とニヤつけます。
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「みだれうち4 サッカー部合宿編 後半」の作品解説

テニス部の元エース・北村香織は、後輩の佐々木亜美の企みと知らないまま、サッカー部の夏合宿へ女子マネージャーとして参加します。そこで待っていたのは、2軍・3軍の選手たち相手に女子マネが毎夜奉仕をするという慣習。香織は彼氏の正也を思って抵抗を見せるものの、部の事情と自分の立場を理解したあと、消極的ながら協力する側へ回っていきます。

ただしルールは「本番はしない」。いかにも安全そうなその決まりの中で、香織は複数の部員に囲まれ、浴場や室内で奉仕を続けることになります。そんな中、2軍を取り仕切る雄一が香織に執着し、ルール破りを迫りながら距離を詰めてくるのが本作の肝。適当にかわしていたはずが、その余裕が削れていく流れがいやに生々しくて、読み手は「そのルール、守ってるようで全然守れてないな」と顔がゆるみます。

「みだれうち4 サッカー部合宿編 後半」の作品情報

この作品のヒロインタイプ

北村香織:従順

香織は最初から積極的なタイプではなく、事情を理解したあとで消極的に役割を受け入れる従順さが目立ちます。困惑しつつその場に残り、求められた奉仕をこなしていく流れが、この作品のいやらしい見どころです。強く言い切れないまま流れに合わせるので、読者としては「そこは断ち切らないんだ」と妙にニヤけます。

佐々木亜美:気が強い

亜美は香織への妬みを行動に変え、合宿行きのきっかけまで作る気が強い後輩です。今作では前面に出続けるわけではないものの、発端を作った張本人として後味をしっかり残します。香織の受け身さと並べると、なおさら小憎らしくていい役回りです。

この作品のテーマ

この作品のテーマは、学園ものの部活合宿で、従順なヒロインが立場とルールに縛られながら関係を崩されていく過程です。

見どころは、香織が完全に割り切れないまま奉仕を続け、“本番なし”を支えにしていたはずなのに、その線引きを逆に突かれていくところ。複数の部員に囲まれる夜の慣習、雄一の執着、彼氏を思う気持ち、その全部が噛み合って「無難に済ませる予定だったのに全然無難じゃない」という本音がじわっと広がります。読み終える頃には、ルールほど怪しいものはないなとしみじみします。

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